いきなり結論からお伝えすると、オンラインストアで注文する際には、可能であればデビットカードよりもクレジットカードをおすすめします。
理由はこれからお伝えしていきますが、これはAppleに限らず、アマゾンや楽天など他社も含めて、オンラインストア全般で言えるお話です。
ただ、クレジットカードを持っていない方や作れない方にとっては、デビットカードのメリットもありますので、両方お伝えします。
本記事のテーマ
- デビットカードのメリットとは?
- デビットカードのデメリットとは?
本記事を読むと、デビットカードのメリット・デメリットを知ることができます。
似てるようで異なるクレジットカードとの違いについては下記の記事でご案内しています。
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Appleストア・デビットカードの仕組み【クレジットカードとの違い】
続きを見る
Appleストア・デビットカードの仕組みデビットカードのメリット
- 原則的に審査がない
- 手数料がかからず最短で注文が進む
- 使いすぎることがない
- お金の管理がしやすい
- 利用限度額の調整がしやすい
原則的に審査がない
クレジットカードを持てなくても、Appleのキャンペーンに対応できる
Appleのキャンペーン時はクレジットカードとデビットカード以外の支払い方法が選べない時がまれにあります。
年齢や状況によってクレジットカードを持てない方もいるかもしれませんが、デビットカードは15歳以上(中学生を除く)であれば収入の有無にかかわらず持つことができます。
極端な話、いまクレジットカードを持っていなかったり、作れなくても、デビットカードなら比較的すぐ作れるので、3月末現在の今から作っても学割キャンペーンは十分間に合います。
手数料がかからず最短で注文が進む
最短で進む上に、手数料がかからない
Appleオンラインストアで最短で進む支払い方法は下記の通りです。(いずれも支払いに問題がなかった場合に限ります)
- クレジットカード
- デビットカード
- Apple Pay
- Apple Storeギフトカード
- 代金引換
上記のようにデビットカードの他にも最短で進む支払い方法はありますが、分割で支払う場合は分割手数料がかかりますし、代金引換の場合は手数料が税込550円かかります。
デビットカードは銀行振込やコンビニ払いのように着金を待ったり、ローンのように審査を待つことなく注文が確定します。また、銀行振込のような振込手数料がかかりません。
使いすぎることがない
口座残高以上のお金を使えない
これはよくも悪くも口座残高に入ってる金額以上のカード利用ができないため、使いすぎることがあり得ません。
クレジットカードの場合は現時点で口座にお金がなくても、後払いのため使えてしまいますが、デビットカードにはそのようなことがありません。
お金の管理がしやすい
すぐ引き落とされるのでわかりやすい
クレジットカードのように後日支払いだと次回の引き落としの時に合計でいくら払うかがわからなくなることもありますが、デビットカードの場合は決済をしたらすぐ引き落とされるので分かりやすいのが特徴です。
ついつい使いすぎちゃう方にとっては現在の預金残高が一目でわかるデビットカードは便利です。
利用限度額の調整がしやすい
預金さえあれば数百万円に設定も可能
クレジットカードの場合はたとえ一括払いだとしても、後日引き落とされるまではカード会社が立て替える必要があるのでリスクがあります。
一方、デビットカードはカード会社が立て替えるリスクがなく、口座に入ってるお金から直接引き落とされるため、カード会社としては「お金があるならいくらでも使ってください」という強気のスタンスをとれます。
もちろん一定の限度額はありますが、預金さえあれば数百万円を支払いに使うこともできるところもあるので、上限額が理由で支払いができないというリスクは減ります。
Appleストア・デビットカードの仕組みデビットカードのデメリット
- 分割払いができない
- 100円が引き落とされる可能性あり
- 二重で請求がかかる可能性がある
- 返金までに時間がかかる
- 口座にお金が入ってないと使えない
分割払いができない
一括払いのみ対応
デビットカードは首都圏でいうSuica、関西だとICOCAなどのような交通系電子マネーに仕組みが似ています。
交通系電子マネーは事前にチャージが必要ですが、デビットカードの場合は口座の中にある現金がチャージ額のようなイメージとなります。
Suicaで切符を分割で買えないのと同じように、デビットカードも商品を購入するときには一括でしか買うことができません。
100円が引き落とされる可能性あり
カードが使えるかチェックするため
クレジットカードやデビットカードを支払いに設定した場合、そのカードが使えるかどうか確認するために100円の仮請求(与信)を取りにいく動作が入ります。
与信って何?という方は下記の記事の「与信確保(オーソリ)とは?」をご参照ください。
-
Appleオンラインストアのクレジットカード決済の仕組み・流れ
続きを見る
通常は引き落とされることはないのですが、デビットカードは即時決済のため、この時点で引き落とされる場合もありますが、後日返金されますのでご安心ください。
二重で請求がかかる可能性がある
二重で請求がかかった場合は、一時的に2個分の金額を払う必要がある
支払いの流れとして、製品の発送準備に入る前に仮請求をかけて、製品が出荷されるタイミングで本請求がかかるのですが、デビットカードの場合は二重で請求がかかる恐れがあります。
返金までに時間がかかる
最長2ヶ月以上かかる場合もある
デビットカードは二重で請求された場合、返金されると案内しましたが、他の支払い方法に比べて返金されるまで非常に時間がかかります。
返金のタイミングについては、Appleに問い合わせても具体的な日時は分からないようですので、カード会社に問い合わせましょう。
口座にお金が入ってないと使えない
電子マネーのチャージと一緒
先ほど例えに出させていただいたSuicaやICOCAのような電子マネーも事前にチャージされていないと支払いに使えないように、デビットカードも口座にお金が入っていないと支払いに使うことができません。
Appleストア・デビットカードの仕組みまとめ
いかがでしたでしょうか?
デビットカードのメリット・デメリットを最後にもう一度まとめさせていただきます。
メリット
- 原則的に審査がない
- 手数料がかからず最短で注文が進む
- 使いすぎることがない
- お金の管理がしやすい
- 利用限度額の調整がしやすい
デメリット
- 分割払いができない
- 100円が引き落とされる可能性あり
- 二重で請求がかかる可能性がある
- 返金までに時間がかかる
- 口座にお金が入ってないと使えない
最初にもお伝えしましたが、オンラインストアで注文する際には、可能であればデビットカードよりもクレジットカードをおすすめします。
それはオンラインストアの特性上、二重請求やキャンセルした場合、返金までの期間が長くなるリスクは避けて通れません。これはApple以外のオンラインストアでも同じことが言えます。
普段の買い物とかでデビットカードを使うことは大賛成ですが、オンラインストアで使うのは、あくまでクレジットカードが年齢や条件で作れない人とかでない限りはデビットカードはなるべく避けることをおすすめします。
今回は以上となります。
本記事があなたの参考になれば幸いです。
また別の記事でもお待ちしています!
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