現代を生きる私たちに切り離すことができないスマートフォンですが、SIMもスマホと同様に切り離すことができない存在です。
SIMやeSIMという言葉を一度は耳にしたことがあったとしても、意外と仕組みがわからないという方も多いのではないでしょうか?
本記事では、SIMは「Subscriber Identitiy Module」の略であり、日本語では「加入者認識モジュール」という意味で〜…
本記事の対象
- SIM、eSIMの仕組みを知りたい
- 具体的にどう違うのかを知りたい
- わかりやすく説明してほしい
本記事を読むと、SIMとeSIMの仕組みや違いを知ることができます。
今回はSIM・eSIMの仕組みをゲームのNintendo Switchに例えてご案内します。
Nintendo Switchだとイメージがつきにくい場合は、プレイステーションなどダウンロード版があるゲームなら何でも構いませんw
かなり噛み砕いてお伝えするので、厳密にいうと異なるという点もありますが、今回はあくまで大枠のイメージを捉えるという意味で読み進んでいただければと思います。
誰でもわかりやすく違いを解説してみたSIM・eSIMとは?
SIMとは?
SIMカードとeSIMの総称
SIM自体は携帯キャリアの電波を使うために必要な許可証のようなイメージです。
ソフトがないとゲームができないのと同じように、携帯キャリア(例:ドコモ)と契約しているSIMがないとドコモの電波を使っての通話やインターネットはできません。
SIMは下記2点の総称です。
- SIMカード(物理的なカード)
- eSIM(物理的なカードはない)
このように物理的なSIMカードも、本体に埋め込まれているeSIMもSIMの一種です。
SIMカードもSIMと呼ぶ人もいるので、ごっちゃになりやすいですが、SIMカードとeSIMの大きな違いは物理的なカードがあるかないかです。
たとえばあなたの友達が「いま大人気のあつ森買いたいなー!」と言ったら、あなたはまずどちらのタイプのソフトを想像しますか?
カードタイプ
ダウンロード版
Nintendo Switchでは、同じゲームソフトでも下記のように2種類あります。
- カードタイプ
- ダウンロード版
ファミコンやスーパーファミコンなら、ソフトと言えばカセットですよね?なぜなら当時はダウンロード版はなく、カセット一択だったのでw
ソフトとはカードタイプとダウンロード版の総称を指しますが、カードタイプのことをソフトと呼ぶ人も多いと思います。
SIMも同じようにeSIMが出る前は、SIMといえばSIMカード一択だったので、今でもその名残でSIM=SIMカードという認識の方は多いです。
SIM | ソフト | |
カードあり | SIMカード | カードタイプ |
カードなし | eSIM | ダウンロード版 |
このようにカードタイプだろうが、ダウンロード版だろうが同じ「あつ森」なのと同じように、SIMカードもeSIMも同じ「SIM」になります。
ソフトがないとゲームができないのと同じように、スマホもSIMがないと電話やネット(キャリア通信)ができません。
SIMカードとeSIMの違い
物理的なカードがあるかないか
2つの大きな違いは物理的なカードがあるかないかとなり、基本的な機能に違いはありません。
SIMカードを契約するとSIMカードが家に届くまでは使えませんが、eSIMはオンラインで契約したらすぐ開通手続きができる点が異なります。
先ほどのゲームの例でいうとカードタイプのゲームなのか、ダウンロード版なのかみたいなイメージです。(厳密にいうと実際はダウンロードではなくiPhone本体に埋め込み済み)
カードタイプ
ダウンロード版
ゲームもカードタイプであれば、お店に買いに行くか、手元に届かない限りゲームができませんが、ダウンロード版であれば、購入したらすぐゲームができるのと同じようなイメージです。
SIMカードとeSIMは併用できる
iPhoneは1台に1枚のSIMカードしか挿せないが、eSIMとの併用はできる
中国本土、香港、マカオのApple Storeで購入したiPhone(XRより新しいモデル)であれば、2枚のSIMカードを同時に挿すことができますが、残念ながら日本で販売されているiPhoneは1枚しか挿せません。
ですが、日本のiPhoneでもeSIMはもともと埋め込まれているので、携帯キャリアと契約さえすればSIMカードとeSIMは併用して使えます。
ポイント
SIMカードとeSIMを併用することで2つの電話番号が使える
つまり、1台のSwitchでカードタイプとダウンロード版で2つ別々のゲームをそれぞれ楽しむことができるのと同じイメージです。
カードタイプ
(例:桃鉄)
ダウンロード版
(例:あつ森)
純粋に1つのゲームしかできないより、2つのゲームが楽しめた方が嬉しくないですか?少なくとも私は2つのゲームを楽しみたい派です。
2つの電話番号の活用例
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ゲームであればカードを差し替えて複数のゲームを楽しむこともできます。
SIMカードも別の番号で発信するために差し替えることはできても、挿していないSIMカードの電話番号で電話を受けることできないので、あまり現実的ではありません。
SIMカードとeSIMを併用することで1台のスマホで2つの番号を発信も受信もできる上に、当然SIMカードを差し替える必要もありません。
しかも楽天モバイルなら今のキャリアのまま、のりかえる必要もなくSIMカード、eSIMどちらでも契約料、維持費、解約料のすべてを無料で使うこともできます。
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無料どころか、SIMのみでも契約すれば5,000円相当の楽天ポイントが誰でももらえます。
誰でももらえるってすごくないですか?
普通に考えて、赤ちゃんの名義で契約しても特典がもらえて契約料、維持費、解約料も無料にできるって神プラン過ぎませんか?笑
ゲームを無料で1つ買えて、しかもその上に5,000円分のポイントがもらえるのと同じようなものなんです!このスゴさ伝わりますかね?(^_^;)
SIM・eSIMの違いとは?まとめ
いかがでしたでしょうか?
SIMとeSIMは区別がつくようになりましたでしょうか?人に聞かれたら説明できそうですか?w
冒頭にもお伝えさせていただきましたが、今回ゲームで例えた内容は厳密にいうと異なるところもあるかもしれませんがイメージを持ってもらうことを重視してお伝えしました。
SIMとは2つの総称
- SIMカード(物理的なカード)
- eSIM(物理的なカードはない)
「SIM」と「eSIM」の違いとは?というのは、「あつ森」と「あつ森のダウンロード版」の違いは?と聞かれてるようなものなので、いやどっちもあつ森だよ!って話になりますw
SIMはあくまで総称なので、比較するのであれば「SIMカード」と「eSIM」ですね。これは「あつ森のカードタイプ」と「あつ森のダウンロード版」の違いと同じようなものです。
違いは物理的なカードの有無
カードの有無 | SIM |
物理的なカードあり | SIMカード |
物理的なカードなし | eSIM |
機能に違いはなく、手続きもSIMカードより早くて便利なeSIMですが、今までは下記のような理由で普及されてきませんでした。
- eSIMを併用すると維持費がかかる
- 大手キャリアが採用していない
- のりかえの選択肢が少なかった
しかし、時代は変わりました。
今後ますますeSIMの普及は今までとは比較にならない速度で伸びることは間違いないでしょう。
今回はゲームで例えましたが、物理的なものから進化したケースは他にもたくさんあります。
- 手紙→メール
- 写真→画像データ
- 現金→キャッシュレス
- 切符→モバイルSuica
- CD→音楽配信サービス
- DVD→動画配信サービス
- 有線LAN→無線LAN
- ATM→ネットバンキング
- 実店舗→ネットショップ など
例を挙げればキリがありませんが、SIMも例外ではありません。時間の問題だと思いませんか?
SIMカードからスタンダードがeSIMに変わる日も遠くないかもしれませんね。
\無料で使えるのは楽天モバイルだけ!/
今回は以上となります。
本記事があなたの参考になれば幸いです。
また別の記事でもお待ちしています!
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